
「"B"ORDERLESS」 氷室京介

Re: 「"B"ORDERLESS」 氷室京介
| 投稿日 |
: 2010/12/14 17:08 |
| 投稿者 |
: 久保田r |
| 参照先 |
: |
ソロ20年目を迎え、さらにますますパワーアップしている氷室京介さんのオリジナル・ニュー・アルバム「"B"ORDERLESS」。My Chemical Romanceのボーカル、Gerard Way氏と共作した「Safe And Sound」と「Acroee The Time」の2曲をボーナス・トラックとした初回限定盤と、ボーナス・トラックの入らない通常盤の2種を同時発売。
今回のアルバムに先駆け、2009年の夏にはiTunesで「Safe And Sound」を配信し、2010年の春には「アサヒ グリーンコーラ」のCM出演するなどメディアを通して露出をはかりながら満を持してリリースされた当ニュー・アルバムは、年を重ねて尚パワーと深みの増したボーカルで、圧倒的かつ畳み掛けるようなロックを展開している。
(1)「My Name is "TABOO"」の出だしから、ガリッとした尖った音が展開される。年齢を積み重ねて大人しく丸く収まった音などでは決してなく、鋭い視線とこれまでと変わらぬ姿勢を感じる音楽に、思わず胸が熱くなる。50歳を迎えた氷室さんであるが、その作り出す音楽はますますパワーアップしており、不変ではなく、少しずつ変化を加えながら完璧なロックを目指す氷室さんのストイックな姿勢が表現されているアルバムとなっている。
以前のアルバムと異なる点は、シングル曲をトップではなくラストに構成していること。以前であれば、アルバムの顔であり名刺代わりのシングル曲をトップに構成し、アルバムの”カラー”といったものを決定づけていたが、今回はCMソングとしてリリースした(11)「BANG THE BEAT」をラストに構成したことにより、アルバム全体の一体感が一層増している。シングル曲をラストまで引っ張っているという思惑ではなく(ある意味そういった思惑も含んでいるとは思うが)、尖った曲あり、クールな曲あり、バラードありといったアルバム全体のロックの締めくくりとしてラストにシングル曲を構成することにより、上手くまとまったアルバムになっていると感じ取った。
初回限定盤に入っている(12)「Acroee The Time」と(13)「Safe And Sound」は、やはりボーナス・トラック的な楽曲。特に(13)「Safe And Sound」は、アルバムの”カラー”とほんの少々毛色の異なる楽曲となっているため、アルバムとして聞くとちょっとした違和感がある。でも、曲そのものは格好いい曲。華やかでノリのいい音楽となっている。

編集
- WEB PATIO -