
「だから僕は・・・」 富野由悠季
| 投稿日 |
: 2002/01/14 20:06 |
| 投稿者 |
: Excalibur |
| 参照先 |
: |
映画『機動戦士ガンダム』公開に合わせて出版された富野監督の自叙伝。
アニメ関係者の自叙伝などというものはおそらく初めてで、しかもかなり正直に本音で語っている(?)部分も伝わってくるあたり、かなり画期的な書籍であった。それ以降も、これだけ自分が携わった作品に対して実務者が率直に語っている本は、おそらくないだろう。『鉄腕アトム』製作時の虫プロの状況、CMの下請け製作プロや零細プロ(と文中にも記述されている)での仕事ぶりなどに触れているのは、当事者の証言としても貴重でもある。
後にTVで『聖戦士ダンバイン』、映画で『ザブングル・グラフィティ』が公開されている頃に、<増補改訂版>として文庫化された。初刊本では『海のトリトン』製作までで括られていたがそれ以降の作品についても書き足しがあり、特に『宇宙戦艦ヤマト』とそのプロデューサーへのコメント、『勇者ライディーン』C・D降板劇の思いなどなど興味深い記述が多い。現在では入手が難しいかもしれないが、この時代に関心のある方には一読の価値はあると思う。

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「だから僕は・・・」 富野由悠季
| 投稿日 |
: 2010/08/06 00:25 |
| 投稿者 |
: ZAP01533 |
| 参照先 |
: |
実はこの本を‘私小説’として認識してます。
慥かに本音では語っているのかもしれない、けど奥さんの名を仮名にし、現在では自らの筆名だと判明している人を実在しているように書いている本を果たして自叙伝と位置付けて、いいのかな、と。
(同時期連載していた『イデオン・ライナーノート』で奥さんの名が違う事は白状した)
それを差し引いても、あの当時彼が感じていた事は垣間見れますが。
図書館であるかどうか探す価値は、あります。

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