
「クロウ/飛翔伝説」
| 投稿日 |
: 2002/03/09 22:41 |
| 投稿者 |
: Excalibur |
| 参照先 |
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この作品は内容云々よりもどうしてもブランドン・リーの遺作、という部分が一人歩きしてしまう。単にブランドンの主演作というだけなら、おそらくこれほどまで注目されることはなかっただろう。逆に、撮影中の事故死ということから色眼鏡をかけて見られてしまうのも事実で、それがこの作品にとって良いことかどうか。作品自体は、そんな部分を抜きにして立派に一本立ち出来る内容なのに。
雰囲気は『バットマン』一作目に近く、アメコミヒーローとしてはかなりダークだ。ただ『クロウ』の方が心理的葛藤も少なく、ストレートな復讐鬼である。尤も、彼は「死んだと思われたけど実は生きてた」男ではなく、「一度死んだけれど、突如甦った男」なのだから、苦悩なんかしてる暇は無い。
悪役も巨大な悪ではなく、せいぜい一つの街を支配している程度。主人公も決して正義のヒーローじゃなく、あくまで自分と恋人を殺した連中をやっつけるだけ。スケールが小さい故に、うまくまとまっている、それが勝因だろう。
ブランドンは生前この作品の続編への出演契約を結んでいたと伝えられるが、この展開でどんな続きが作れたやら。残された少女サラ絡みでなら可能性はあるが、必然性は薄いしなぁ。
そしてこの映画の最大の欠点。それはおそらくこの作品はブランドン・リー主演でなくても成立し得たであろうこと。殆ど素顔をさらすことのないキャラクターだけに、遺作とは言ってもブランドンの印象は強くは無い。

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あれから・・・
| 投稿日 |
: 2002/03/09 22:45 |
| 投稿者 |
: Excalibur |
| 参照先 |
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この文章を書いたのは公開当時だからもう8年近く前になるか・・・。
その後、続編も作られTVシリーズ化もされるなど息の長い展開になっているが、
クロウその人は別人であって、第二第三のクロウが登場するという設定。
やはりオリジナル・クロウのストレートな続編は難しいのだろう。

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作品データ
| 投稿日 |
: 2002/03/09 22:46 |
| 投稿者 |
: Excalibur |
| 参照先 |
: |
監督:アレックス・プロヤス
製作:エドワード・R・プレスマン、ジェフ・モスト
原作:ジェームズ・オバー
脚本:デヴィッド・J・スコウ、ジョン・シャーリー
製作総指揮:ロバート・L・ローゼン、シャーマン・L・ボールドウィン
音楽:グレアム・レヴェル
ブランドン・リー
アーニー・ハドソン
マイケル・ウィンコット
デヴィッド・パトリック・ケリー
アンナ・トムソン
ローチェル・デイヴィス
1994年

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