
「ヒーロークラブ 仮面ライダーディケイド」
| 投稿日 |
: 2010/09/02 16:51 |
| 投稿者 |
: 久保田r |
| 参照先 |
: |
「Vol.1 クウガの世界を救え!!」
2009年5月21日 東映ビデオ
「平成仮面ライダーシリーズ」の第10弾。2009年1月より8月まで放映されていた「仮面ライダーディケイド」のダイジェスト版の第1巻。
「仮面ライダーディケイド」は、「平成仮面ライダー10周年記念」的な作品となっており、過去の「平成仮面ライダーシリーズ」の9作品「クウガ」「キバ」「龍騎」「ブレイド」「ファイズ」「アギト」「電王」「カブト」「響鬼」の世界を渡り歩き、それぞれのライダーと時に戦い、時には共に戦いながら旅するというもの。キャッチコピーの「全てを破壊し、全てを繋げ!」の言葉通り、全てのライダーが敵であり味方であるという何とも複雑な内面を持っている作品。
主人公の門矢士(かどやつかさ)は、「俺の世界」を写すことを目的に、常に二眼レフカメラを持ち歩いては色々なものを撮影している。だが、撮った写真はどれもピントがボケていて歪んでおり、何を写したかったのか判らないものばかり。ある日、士と夏海の目の前で建物が崩壊し、士は、別の次元の世界へと飛ばされる。夏海が見つけたベルトとカードを受け取り、変身能力を身につけた士は、クウガの世界の怪物、グロンギと戦う。
当DVDは、第1話と第2話がダイジェストで収録されてあり、「ディケイド」の物語の始まりを知るのにはもってこいの筈なのだが、やっぱりよく分からない、というのが正直な感想。”全てが謎に包まれている”という作品の雰囲気作りは「平成仮面ライダーシリーズ」に共通していることというのは何となく分かるのだが、どこもかしこも不思議な現象だらけでどこに”芯”があるのか分からない…。ともかくも戦い、戦い、戦い…。士と夏海の住んでいる世界の現実感が薄いので、守るべきものの具体的な姿が分からず、どうにも入り込めない導入部という感触だった。
とはいえ、ディケイドそのものは魅力ある存在だと思う。ストーリーの筋はこの際横に置いておいて、ディケイドに変身する士にも魅力があるし、様々なフォームで戦うディケイドもバラエティ感があって楽しくて格好いい。「平成仮面ライダー10周年記念作品」として割り切って見ると、どんなことにも対応できる”マルチライダー”という存在で、幅広い柔軟な想像が可能なライダーだと思う。

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